歯を失った場合の治療法~入れ歯・ブリッジ~

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歯を失ってしまっても、再び「咬める」「話せる」生活を

歯を失ってしまっても、再び「咬める」「話せる」生活を

重度の虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまうことは、誰にでも起こり得ることです。歯がなくなると見た目が悪くなるだけでなく、食べ物をうまく飲み込めない、会話がスムーズにできないなど、日常生活に大きな支障が出てしまいます。

東京都調布市にある歯医者「エンゼル歯科クリニック」では、失ってしまった歯の機能を補う「補綴(ほてつ)治療」に対応しています。歯をなくしても快適な生活が送れるようサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

歯を失ってしまったらすぐに対処しましょう

歯を失ってしまったらすぐに対処しましょう

歯を失ってしまっても、「奥歯だから目立たないし痛みもないから……」と放置してしまう方がいらっしゃいます。ですが、その考え方は危険です。たとえ1本でも抜けたままにしていると、お口の中はもちろん全身の健康にもさまざまな問題を引き起こし、残された健康な歯まで失ってしまうかもしれません。歯をなくしたらできるだけ早く補綴治療を受けるようにしましょう。

失った歯を放置する6つのリスク
リスク1
顎関節症や肩こりの原因に
歯が抜けて空いたスペースに隣の歯が傾いてきたり、咬み合っていた歯が伸びてきたりして咬み合わせが乱れます。すると全身のバランスが悪くなり、顎関節症や肩こりを引き起こすことがあります。
リスク2
虫歯や歯周病になりやすい
咬み合わせや歯並びが乱れるとブラッシングがしづらくなり、みがき残しが増えてしまうので虫歯や歯周病を発症しやすくなります。
リスク3
見た目がよくない
前歯の欠損が目立つのはもちろん、奥歯など目立たない場所の歯をなくしても頬がこけたり顎がたるんだりして見えるので、顔全体の印象が変わってしまいます。
リスク4
消化器官に負担がかかる
咬み合わせが乱れると食べ物をしっかり咬めなくなり、十分に咀嚼しないまま飲み込むことで胃腸に過度な負担をかけてしまいます。
リスク5
老化が進む
咀嚼が十分でないと、脳への刺激が少なくなるといわれています。お口の中は味覚・触覚・嗅覚などたくさんの感覚をつかさどる場所であり、多くの神経が通っている場所。しっかり咬むことは、老化防止にもつながります。
リスク6
会話が楽しめない
歯を失った部分から息がもれ、うまく発音できなくなることがあります。うまく話せなくなると、人と会話するのが億劫になってしまう方もいらっしゃいます。

歯を失ったときの選択肢

歯を失ったときに行う補綴治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。どの治療を選択するかは患者さんのお口の状態によって変わります。それぞれのメリット・デメリットを考慮して最適な方法を選びましょう。

  入れ歯
(保険適応の場合)
入れ歯(保険適応の場合)
ブリッジ ブリッジ インプラント インプラント
特徴 最も一般的な補綴治療です。失った歯の本数や部位に合わせて「部分入れ歯」か「総入れ歯」をつくります。 失った歯の両隣の歯を削って支えにし、連なった人工歯を被せる治療です。 歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を被せる治療です。
メリット
  • 治療期間が短い
  • 治療費が安価
  • ほとんどのケースに適用できる
  • 固定式のため違和感が少ない
  • セラミック素材の場合は見た目が自然
  • 治療期間が短い
  • 天然の歯と同じ感覚でしっかり咬める
  • 周囲の歯に負担をかけない
  • 顎の骨が痩せにくい
デメリット
  • 見た目がよくないことがある
  • 咬み心地が悪く、硬いものがしっかり咬めないことがある
  • 違和感を覚えやすい
  • 顎の骨が痩せやすい
  • 他の健康な歯に負担がかかることがある
  • 食べかすが入れ歯に挟まりやすく、不衛生になりやすい
  • 両隣の健康な歯を削る必要がある
  • 支えとなる歯にかかる負担が大きく、将来的に失う恐れがある
  • ブリッジと歯肉の間に食べかすがたまりやすく、不衛生になりやすい
  • 治療費が他の治療より高価
  • 負担が大きい外科手術が必要になる
  • 治療期間が長い

あなたにとって最適な入れ歯をご提案します

あなたにとって最適な入れ歯をご提案します

「痛い」「よく咬めない」「ガタつく」など、現在お使いの入れ歯に対するお悩みをよくお聞きします。当院では患者さんのお口の大きさや顎骨の形、食べ物の嗜好やライフスタイルまで考慮して、一人ひとりにとって最適な入れ歯をご提供しています。合わない入れ歯を我慢することはありません。ぜひご相談ください。

保険と自費の違い

入れ歯には保険診療のものと自費診療のものがあります。費用面以外にも、さまざまな違いがありますので、入れ歯を作る際の参考になさってください。

  保険診療
保険診療
自費診療
自費診療
費用 保険がきくため安価 保険がきかないので高価
素材 レジン(歯科用プラスチック)のみ 金属やシリコンなど自由に選択できる
見た目 入れ歯だと気づかれやすい 素材によっては見た目が天然歯と変わらず、周囲から気づかれにくい
耐久性 十分な強度が得られるが、経年で割れたり擦り減ったりする 強度があり、比較的丈夫
床部分 厚みがあるので、装着感はあまりよくない。食べ物の温度が伝わりにくい 金属床を選ぶと薄くつくれるので装着中の違和感が少ない。食べ物の温度が伝わりやすい
使用感 違和感があることが多く、咬み心地もやや劣る 咬み心地、装着感が比較的よいものが多い
製作期間 比較的短い 比較的時間がかかる

取り扱い入れ歯のご紹介

金属床

金属床

特徴 歯ぐきに当たる「床」の部分が金属でできた入れ歯です。
メリット
  • 口の中での異物感が少ない
  • 熱が伝わりやすく、食ベ物の温度を感じやすい
  • 汚れがつきにくく衛生的
  • 割れにくく、変形しにくい
デメリット
  • 顎の骨が痩せてくることで、徐々に合わなくなる
  • 金属アレルギーの心配がある
マグネットデンチャー

マグネットデンチャー

特徴 残っている天然歯に磁性金属を、入れ歯には小型磁石を取りつけ、磁力によって固定させる入れ歯です。
メリット
  • シンプルな構造なので着脱が簡単
  • 磁力でしっかり吸着するのではずれにくく、しっかり咬める
  • バネがないので見た目が自然
  • 歯に無理な力がかからないので耐久性がよい
  • 欠損歯1本から対応可能
デメリット
  • 歯の状況によっては使用できないこともある
  • 残っている歯に金属を埋め込むための加工が必要
  • 金属アレルギーの心配がある
ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

特徴 固定させるための金属やバネを使用しない部分入れ歯です。
メリット
  • 金属のバネがないので目立たず、周囲の歯に負担をかけない
  • 装着感がよく、見た目も自然
  • 弾力性があり壊れにくい
  • 金属アレルギーの心配がない
デメリット
  • 歯の欠損状況によっては使用できないことがある
  • 激しい温度変化に弱い
  • 金属床に比べて食べ物の温度が伝わりにくい
コーヌスデンチャー

コーヌスデンチャー コーヌスデンチャー コーヌスデンチャー

特徴 残っている歯に内冠を、入れ歯に外冠を被せ、お互いをはめ込むことで摩擦で固定する入れ歯
メリット
  • バネがないため見た目が自然で、装着が簡単
  • 着脱できるので手入れしやすい
  • 自分の歯に近い感覚で食事ができる
  • 歯磨きなどの口腔ケアが簡単
デメリット
  • 土台となる歯を削る必要がある
  • 歯の欠損状況によっては使用できないことがある
  • 技術を要する治療のため、取り扱う歯科医院が少ない

ずれない、ガタつかない。あなたにピッタリの入れ歯をおつくりします。

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